「母親の語りかけ」と「日本語の読み聞かせ」
アメリカで育てている幼児の、家庭での日本語指導でもっとも大切なことはこの2つです。
「母親の語りかけ」
下手な(失礼!)英語ではなく、お母さんが愛情・情感を込めて話せる言葉(「母語」といいます)で、赤ちゃんの時からしっかり話し掛けてください。「赤ちゃんは、言葉がわからないから」と言うお母さんが多くいますが、これは間違いです。話すことは出来ませんが、赤ちゃんはお母さんの話をしっかり聞いています。そして、その言葉を真似ることから会話が始まります。聞いた量の多い子どもは、語彙が豊富です。
それと、言葉は情報だけではなく、身体の接触と同じように愛情の伝達方法でもあるのです。お母さんの気持ちのこもった言葉を、たっぷり聞かせてください。愛情豊かな子どもに育つこと請け合いです。
「日本語の読み聞かせ」は次回。 お楽しみに。
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