2008年9月30日火曜日

Q2:幼児の家庭での日本語指導?(2)


「日本語の読み聞かせ」
 これは、実は幼児だけではなく、中学生までの子どもにとっても効果的な、日本語習得のための方法です。
 簡単です。毎日、5分でも、10分でもいいですから、日本語で書かれた本を読んであげてください。
 毎日のことですので、子どもの好きな本がBESTです。ベッドで読んであげることが多いと思いますが、子どもと一緒にゆったりとしたソファに座り、少しの時間落ち着いて、読んであげてください。
 効果はたくさんあります。「日本語の語彙が増える」「話し言葉ではなく、書かれた言葉を身につける」「親子で会話の機会が増える」「将来の日本語での読み書きの基礎作り」・・・、いくらでもあげられます。
 「読み聞かせ」で大切なことは「継続」です。それは、お母さんの努力です。子どもはいつでも読んで欲しいのです。続かなくなるのは、「今、忙しいの!」というお母さん?
 こんな風に考えてください。「アメリカでの日本語での教育の先生は、お母さん」お母さんが、先生としてがんばれば、お子さんはすばらしいバイリンガル・バイカルチャーに育ちます。
 応援します。がんばってください。(もちろん、お父さんも!)



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