2009年3月3日火曜日

Q66: 日本人に育てる?(1):雛祭り


Q
 海外が長くなりました。
   子どもは現地に溶け込んで、成長しています。
   でも、何とか日本人として育って欲しいと思います。
   何か出来ることは?

A:  バイリンガルに育った子ども達の例を、参考までに、シリーズで紹介しましょう。

 今日は、33日です。  何の日でしょうか?
 そうです。「お雛祭り」です。「桃の節句」とも言います。

 20歳半ばに成長した、アメリカ生まれでアメリカ育ちの三女が同居しています。
 この娘が、「お父さん、今年も、お雛様出そうよ」。
 大昔に日本の祖父母からプレゼントされたお雛様を、一緒に飾りました。
 そのあと、ひとしきり、雛飾りの道具の説明と、このお祭りについてのおしゃべりが続きました。

 この三女、実は、現地の保育園で先生をしています。
 「子ども達に見せてあげる」と、小型のお雛様セットを持って行きました。

 日本人?
 「日本人に育てたい。どうしたら?」
 海外のお母さん方からよく聞かれる質問です。 

 「日本人」とは?
 日本語・文化・習慣・考え方・・・・。たくさんのものを思いつきますが?

  また、「海外の子どもを日本人に育てる」には? 

 ここ数年、その回答を探していますが、正直、良く分かりません。

 ですが、アメリカで育った「日本人」の若者が、私の周りに多くいます。
 その人たちの生い立ち、教育などが、参考になるのでは?

 それがこのシリーズ(不定期ですが)のねらいです。

 請う、ご期待!

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