「塾で数学を勉強させる」理由のうち、「現地校のため」を少し詳しくみてみましょう。
現地校のサバイバルのために
想像して見てください。言葉も分からず、何を勉強しているかも分からない授業で、一人机に座っている苦しさを!
「算数(数学)の授業が分かったから、現地校の勉強に何とかついていけた」
この言葉は、ABCも分からずに現地校へ入れられた子どもの多く、またその保護者が、渡航直後の現地校への適応の成功を振り返って語るものです。
英語でかかれた応用問題は全くだめでも、授業で扱っている学習内容の計算だけでもできれば、自信がつきます。この自信が支えとなって、学校に通う元気も出てきます。
「算数ができるので、先生に褒められた」のが、自信をつける大きな理由になったと、思い出を語る子どももいます。
アメリカの学校では、「褒めて育てる」教育を実践しています。
先生が子どもに向かって褒めるだけではなく、クラスの中で「太郎は、算数がよく出来るのよ」と紹介します。この紹介で、他の子ども達は太郎君に対する尊敬の気持ちを抱き、友達にもなれます。
英語が出来なくても勉強できる算数(数学)は、現地校のサバイバルのために、絶対に必要です。
日本語での予習・事前学習
現地校で次に習う内容を、日本語で予習するのが、大変効果的です。
子どもが読んでわかる日本の教科書で、明日勉強する内容を予習します。応用問題は要りません。計算の仕方の予習だけでも十分です。
少し分かるのならば、英語の教科書を日本語で予習します。
もちろん、次の内容に進むために、すでに勉強した内容を日本語で復習することも大変有効です。
塾や保護者が指導
こんな指導をしてくれる塾があれば、理想的です。探してみませんか?
塾だけではなく、家庭教師などで個人的に教えてもらうのも方法のひつです。
BESTは、お父さん・お母さんが教えることです。計算だけなら、誰でも教えられます。事実、「親が教えてくれた」と感謝している子ども達が多くいます。ぜひ、がんばってください。
現地校のサバイバルへの、算数の力。
一度、お子さんに聞いてみてください。
(少し長くなりました。ごめんなさい)
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