現地校の3年生くらいから、レポートの書き方のトレーニングが始まります。
州や学校区により多少異なりますが、3・4年生でレポートの作り方・書き方の練習が始まります。
最初は、レポートなどと呼ばずに、先生の指示に従って作り上げたページを、手作りのfolderにまとめていきます。
1、ひとつのテーマについて、授業の活動の中で、絵や文章などのページを、何ヶ月もかけて徐々に書き上げていきます。
2、そのテーマを示した表紙をデザインし、作り上げます。
3、表紙と本文を、金具を使って、1冊に仕上げます。
簡単なものですが、これが最初の段階のレポートです。
3年生前後の学年のお子さんが、こうして作成したレポートを、学校から持ち帰ったり、オープンハウスの時に教室の机の中においてあります。
レポート作成の作業は、ひとつのテーマについて絵や文章を書き、それらをまとめた小冊子を作る経験をさせることです。
その作業の過程で、各ページをどのようなデザインにすれば、また、どんな順序に並べれば、その小冊子を読む人たちに、アッピールしたり、理解をしてもらえるかを、考えさせます。
昨年秋に始まった学年も、終盤に近づいてきました。
お子さんが、ここで紹介したような小冊子を持ち帰ってきたら、デザインやページの順序、また全体の構成などについて聞いてあげてください。得意そうに、説明をしてくれるはずです。
それが、レポート作成のトレーニングの第一歩の成果です。
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