2009年3月1日日曜日

Q64: 塾通いは必要?(1)


Q 塾に行かせたほうが良いですか? 

A: まず、どんな塾があるか、調べてください。

  この質問が出ると、「お母さんは、塾に行かれてましたか」と聞き返します。
 「ええ、小学校の時から行ってました」との答えを、よく聞きます。
 ご自分の経験から、「塾は行くもの」と、思い込んでいるのでは?

  海外で日本からの子どもが通う学習塾には、いくつかのタイプがあります。

進学塾: 
 日本の学校へ進学するための、日本のカリキュラムかそれ以上の学習内容を、受験向けに指導をします。
 日本の「進学塾」のコピーに近く、日本での教材や指導法をそのまま使えるので、日本から進出「進学塾」が徐々に、増えてきています。 

日本語補習塾: 
 国語や算数・数学の勉強を中心に、日本の学校でのレベルの学習内容を勉強します。
 週末の補習授業校での勉強と基本的に同じ内容を、平日に勉強するところです。
 滞在が長くなり、補習校での勉強では少し難しすぎる場合に、国語や算数を個人指導してもらうことができます。 

英語塾:  
 渡航直後の日本人の子どもに、現地校で最低限必要な英語の基礎やエッセイなどを、日本語(時には英語)で指導してくれます。 
 現地校で学ぶ機会のなかった英文法を、日本語で指導してくれるところもあります。 

英語補習塾:
 現地校の日々の勉強を、日本語で補習してくれるところです。
 学校での学習内容や指導方法を良く分かった日本人の先生が、宿題やレポートの手伝いをしてくれます。 

現地塾:
 現地の子ども達を対象に現地校の学習内容を指導する、日本の学習塾と同じような施設が急激に増えてきています。TVでの宣伝も見られるくらいです。
 もちろん、指導は英語で行われます。ReadingMathなど基本的な勉強が中心です。  

 さあ、どの塾に行かせますか?

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