2009年1月2日金曜日

Q6:現地校の成績は、いつでも分かる?


 現地校の成績は、児童生徒や保護者に、学期の途中でも分かるように、次のような方法でつけられるのが一般的です。
  1. 各クラスの成績のつけ方は、そのクラスのルール・契約として、学期の初めに先生から児童生徒に説明があります。学期初めのオープンハウスなどでは保護者に対しても説明されます。
  2. Homework(宿題)・Quiz(小テスト)・Exam(試験)・Project・Report などの課題別に、さらに回数ごとに、1学期間の配点が決められます。 例えば、「HWは10回出して各回4点満点で計40点、Quiz は2回で計30点、Exam は1回で30点満点、学期の合計で100点満点」のように決められます。
  3. 学期の途中のいつでも、それまでの各課題ごとの満点の点数と、その子どもの獲得点数を、先生は集計して、管理しています。生徒一人ひとりの集計点に応じて、A=100~90点、B=89点~80点、などと成績評価が出されます。
  4. 先生は、学期の途中に何度か、子ども一人ひとりに、その成績評価を知らせます。時には、Repot card や Progress report などで、学校からまとめて家庭に知らせることもあります。
  5. これら以外の時期でも、お子さんの成績は、先生に直接、あるいは事務室に問い合わせることで、知ることが出来ます。
 日本の学校のように、学期の終わりの通信簿だけ、それもどんなルールでつけられているのか子ども達によく分からない評価のしかたと大きく違う、この現地校の成績評価のルールは、日本からのほとんどの子ども達の勉強に対する姿勢を変えます。「点数が気になるので、日本の時より3倍は勉強するな」と言う子どもの言葉をよく聞きます。

 日々の勉強の評価をしっかりする現地校の成績のつけ方を理解して、お子さんの勉強のサポートをしてあげてください。

  新年明けましておめでとうございます。
  今年は、毎日ひとつ投稿することを目指して、がんばります。
   (何日続くか?)
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