Q: 現地校から、欠席届・遅刻届を必ず提出するように、くり返し言われますが、なぜでしょう?
A: それは、学校に入るお金の確保のためです。
アメリカの学校が、学校区を通して州政府から財政援助を受ける金額を「学校に登校している児童生徒の数」で決めるというルールを採用している州が多くあります。(もちろん、そうでない州もあります。)
さらに、欠席や遅刻をした場合、その理由が認められるものであれば、出席していなくてもお金が出る、としている州も多くあります。
そのため、出席届や遅刻届を保護者から提出してもらうために、学校は最大限の努力をします。欠席した児童生徒の家庭に当日の午前中に電話連絡をして、その理由を確認する学校もあります。さらには、自動的に電話連絡を取るシステムを、費用をかけて導入している学校する出てきています。
「入学・編入試験で日本で一時帰国」は正当な理由にはならず、州からのお金がもらえないから、その金額の「寄付をしてください」とお願いされた日本人の保護者もいるくらいです。
学校・先生への協力のためにも、欠席届・遅刻届を提出してあげてください。
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