アメリカの高校卒業資格取得に要求される項目です。
1, 総単位数
高校で受講し、合格したクラスの単位数の合計の最低数が決められている。。
中学終了直後のサマー・スクールでの受講クラスの単位から、加算される。
必修科目と選択科目の取得単位数の合計。
2, 必修科目
受講を義務づけられた科目・クラスの受講。
英語・数学・理科・社会・体育(PE)などが含まれる。
特定のクラス(English4、US History)や科目(English 3科目、理科 2科目)などの指定がある。
3, 選択科目
生徒が自由に選べる科目・クラスの受講。
英数理社の主要科目の一部のクラスや美術・音楽などのクラスから選択。
必修科目に指定されたクラスを含めることも可能。
4, 最低成績
受講・合格したクラスの成績の平均点の最低基準が決められている。
「成績平均(GPA:Grade Point Average) 2.0 以上」などと決められている。
5, 卒業資格試験合格
州により、高校卒業資格認定のための学力試験に合格することが必要。
10年生から英語・数学などの試験が課される。
滞在年数や英語力などに関係なく、合格を要求する厳しい州もある。
滞在年数や英語力などに関係なく、合格を要求する厳しい州もある。
6、 ボランティア活動
一部の州や学校区で、一定時間数のボランティア活動を要求する。
事前に、どのような活動が認められるのかを、確認する必要がある。
その他の注意:
目的に応じた、複数の卒業資格を認めている州があります。通常の高校卒業資格と、4年生大学進学のためのよりレベルの高い卒業要件を満たした卒業資格などです。
また、卒業資格とは別に、出願するための受講科目の指定をしている大学が多くありますので、大学の出願要項を確認してください。
いつも申し上げることですが、アメリカでは州・学校区によって教育が大きく異なります。
ここで説明した内容についても、同様に、違うことがありますので、ご注意ください。
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