Q: アメリカでは、キンダーは義務教育だと聞きましたが?
A: はい、そのとおりです。
キンダーは、5歳から始まる、日本の幼稚園の「年長」に当たる教育で、アメリカのほとんどの州で義務教育の始まりとされています。「K-12」という言葉は、義務教育の学年を表しています。
大半のキンダーは公立小学校に併設されていて、午前中だけで、昼食を食べて帰宅します。
最近は、幼児教育の見直しと、小学校での教育の準備としての重要さが強調され、終日(All-Day)のキンダーが増えています。
キンダーでの教育は、教育の場所が家庭から学校へと移っていく重要な段階で、読み書きの初歩や数字を教えるだけではなく、グループでのゲーム・図画・工作などや身体的な活動が中心です。
また、近年、公教育のレベル向上の動きにあわせて、キンダーでもアカデミックな勉強を取り入れる傾向が強くなってきています。
キンダーは、税金を使った公立学校の教育の一環ですが、より特徴のある教育やを求めて私立のキンダーに通学させる家庭もあります。また、両親が働いている場合は、午前中の授業が終わった後、デイケアに通わせることもあります。
アメリカでは、「kindergarden(子どもの庭)」 と呼ばれますが、書く時には、語源のドイツ語 「Kindergarten」を使うのが一般的です。
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