Q: 5年間現地校で、8年生の子どもがいます。今年中に帰国し高校受験なので、この4月から日本人学校へ転校させようか、と考えています。帰国子女受入校の受験でメリットはあるのでしょうか?
A: 英語から日本語での勉強の突然の変更に適応し、成績を維持できるお子さんですか?
また、どんな入試タイプの学校を受験させますか?
日本への帰国・帰国適応や受験準備のために、現地校から日本人学校へ転校する(させられる)お子さんがいます。
これまでの例を見ると、この転校が日本帰国の学校へのソフトランディングになるケースが多くありますが、逆に日本人学校での適応に苦労する子どもがいます。
「日本人学校に転校後のトラブルで、現地校では良かった成績が、大きく落ちてしまうと、合格させるのに苦労する」という言葉を、ある帰国子女受入校の入試担当者から聞いたことがあります。この学校は、現地校・日本人学校を問わず、海外での学習・生活を評価して、入学させるタイプの受入校です。
一方で、海外の学校の成績よりも、入試当日の成績で合否を決定する受入校もあります。このような学校を受験するためには、日本語での教科学習・受験トレーニングが必要になります。
どの様なタイプの帰国受入校を受験し、進学させるのか? 日本帰国後のお子さんに受けさたい教育は何か、を含めて、よくお考えの上、日本人学校への転校を判断してください。
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