Q: 現地校の学年が終了後、日本の高校1年に編入させようと思っています。「編入は大変だ」と聞きましたが?
A: 編入試験の実施・募集人数などが、事前にはっきりしないので、なかなか大変です。
ほとんどの学校の編入は「欠員補充」だと思ってください。
4月の新学期開始後、定員より少ない生徒数になった学年の途中での入学を認めるのが、編入制度です。
そのため、編入試験の実施の有無がはっきりせず、もし実施するにしても試験日・募集学年が早い時点でわからず、募集人数も数名程度、が一般的な学校の実態です。
帰国子女受入校の一部には、現地校の学年終了をして帰国してくる高校生のために、編入枠を特別に設けて待っていてくれる学校があります。
このような学校でも、編入試験の時期はわかりますが、4月の入学者数によって変わってきますので、募集人数は5月くらいにならないと、はっきりしません。
このように高校編入は「事前にはっきりしたことが分からない」ので、なかなか大変です。「運がよかった」は、高校編入に成功した保護者の言葉です。
朗報は、いつでも編入試験を受験できる「随時編入」を実施している受入校がいくつかあることです。ただし、「s随時、受入れます」は、「誰でも、受入れます」という意味ではありません。英語力を上げる、それを客観的に評価できる英検やTOEFLを受験しておくことを、お勧めします。
もしろん、現地項の勉強・成績が第一であることは、入試と同じです。お忘れなく。
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