AP : Advance Placement
高校で、大学レベルの内容を学習し、全米統一試験を受験して、大学出願の参考資料としたり、大学の単位が取得できるプログラムです。
高校での学習から大学での単位認定までのステップを説明します。
1, APクラスの受講
高校の希望する科目のAPクラスを受講し、大学の教養課程レベルの学習内容を学びます。
APプログラムでは、22分野の37学習コースと試験がありますが、それぞれの高校ですべてのクラスを開講している訳ではありません。自分の学校で受講できるクラスを確認してください。
クラスが受けられなくても、大変ですが自学自習してAP試験を受けることは出来ます。
2, 各科目の試験を受験
春に受験の申し込みをして、5月に全米で一斉のスケジュールに従って実施されル試験を、自分の高校で受験します。
科目によって(たとえば美術など)は、筆記試験ではなく、自分の作品(ポートフォリオ)を提出して評価を受けます。
3, 受験結果を、出願時に大学へ提出
受験結果の証明書を試験実施機関(College Board)から、出願した大学へ送ってもらいます。
その成績は、高校生として特別に学習・努力した結果として、入学審査に当たり高く評価されます。
4, 大学の単位として認定される。
大学入学後、受験成績が基準以上で、学部・専攻分野などの要件を満たせば、大学の授業を受けて合格したと見なされて,卒業に向けての単位として認定されます。
APの単位が多い場合は、大学入学時点で、大学2年(時には3年)となる場合もあります。
高校の勉強に物足りない、大学の勉強に興味のある高校生は、是非、APにチャレンジしてください。
得るものがたくさんあります。
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