東京と神奈川で,今年の中学入試が始まりました。
今日は、日本の中高一貫教育校のメリットを考えてみます。
私立の帰国子女受け入れ校のほとんどが、中学・高校を併設し、中高一貫教育を行っています。
また、文部科学省の「中高一貫教育」推進を受けて、完全6年一貫教育をする国公立の中等教育学校が増えてきています。
これらの中高一貫教育校のメリットには、次のようなものが考えられます。
1, ゆとりのある学校生活が送れる。
高校受験が必要ないので、受験準備に費やす時間を、学習だけではなく、クラブ活動などの学習以外の活動に向けられる。
2, 6年間の計画的・継続的な教育が受けられる。
中学・高校と区切られている教育内容や科目を、学校の教育方針にあわせて、中学・高校とは異なった、比較的自由組み替えた教育を受けられる。
3, 個性・才能などが伸ばせる。
身体的・精神的・学力的に成長の著しい6年間を、その変化の様子をよく知る教職員に継続して指導してもらえることにより、個性・学力・才能の安定した成長が望める。
4, 豊かな人間関係が築ける。
同じ生徒・先生と6年間学校生活を送るので、豊かな友人・師弟関係を作り上げることが出来、生徒にとって将来の大きな力となる。
5, 大学進学に有利。
上の4つのメリットが相まって、大学受験の準備・指導に時間的な余裕が持てる。
6, 帰国適応に十分時間がとれる。
海外生活の中で得られなかった生活習慣・学習内容などを、時間をかけて十分身につけられる。
こんなメリットを、とりあえず思いつきました。いかがでしょうか?
これらのメリットは学校により大きな差がありますので、お子さんの学校選びに当たっては、十分調べることをおすすめします。
また、これらのメリットが、お子さんによってはデメリットに変わる場合も考えられます。お子さんの性格や希望もよく考慮してください。
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