Q: すぐ、帰国します。補習校の成績を、日本に持って帰る必要はありますか?
A: どうしても必要なものではありません。
しかし、帰国後の指導の参考にしてもらえます。
そのため、補習校の卒業証書や成績証明書は、正式書類としては扱われません。補習校によって「成績証明書」を発行しないのは、この理由です。
帰国後の日本の学校への入学や編入のために必要な書類ではありませんが、入学後、学校の先生がお子さんを指導するときの参考にはなりますから、できるだけ持ち帰ってください。
補習校にお願いして書類を発行してもらうことができない場合は、それまでにもらった通信簿や成績表などを、コピーでもいいですから、担任の先生に渡してください。作文やテストの答案なども、先生が指導する時の貴重な資料となります。
4月の新学年の始まりには、ほとんどの学校でクラス替えがあり、クラスのメンバーが新しくなります。担任の先生は、新しい子ども達の学力や性格などを把握して、学級経営を行います。その時に、日本語で書かれたお子さんの様子を示す資料が多いほど、長所や弱点などを正確に把握してもらえます。
また、学年途中の編入の時には、すぐにお子さんの学習歴を把握してもらえるので、特に役立ちます。
お子さんのために、準備して、持ち帰りましょう。
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